レーザー溶接
レーザー溶接加工機の導入(2021)
導入の背景
鉗子の組立で必要になるのがレーザー溶接です。小さい部品通しをきれいにつけることが可能になります。
医療機器の鉗子の製作にもこの技術が活躍します。
通常の溶接では出来なかった微細な溶接。それがレーザー溶接による組み立てで可能になり、きれいに摺動する組立が実現可能になります。
機械名
YAG LASER WELDERS(YAGレーザー溶接機)
ML-2051A / ML-2050A ML-2150A
レーザー溶接機の概要
極小サイズの丸物の溶接に特化した溶接機です。
ワークをチャックで把持し、相手物を延長線上で固定します。プログラムでワーク設定(回転数/分)を行い、
自動で回転しながら照射を打ち込むシステムとなっております。
機械の特徴
- 高効率・高品質溶接を実現 環境に配慮して高調波を抑え高力率電源を開発 またリアルタイムパワーフィードバック機能を搭載し、 サンプリングしたレーザ出力と設定波形を比較し理想の 出力波形を実現
- 立ち上がりスピード・エネルギー効率の向上 レーザ出力の立ち上がりスピードが、従来機比較で約1/20に
- また、パルス幅設定は5ms未満の短時間溶接で従来比1/5の 0.02ms単位で細かく設定可能